10月30日は文化会館で稽古をすることが出来ました。
楽団グループ2名も参加して、段取りと通し古を試みました。
人間の成長をイメージと時空を超えて交錯する台詞の掛け合いで
展開する舞台が果たしてどこまで観客にに伝えられるか、緊張する。
「橋・分断」の稽古もいよいよ佳境。メインビジュアルの橋の舞台装置イメージ図が出来てきました。
この上でどんなドラマが進行して行くのか、楽しみだ。
10月15日。稽古場に、今回劇中に登場していただく、メルハバ旅楽団のみなさまが来てくださいました!!
見たこともない楽器をいろいろ持ってきてくださって、みんな興味津々。
本番は生演奏で、この不思議な『橋・分断』の世界を彩ってくれますよ☆
お芝居とメルハバ旅楽団さんのコラボレーションを、ぜひ見にいらしてください。
10月4日は、初めての通し稽古でした。
通し稽古とは、その名のとおり、本番同様に芝居の最初から最後までノンストップでやってみること。
流れとして自分の出ハケや動きを確認し、覚え、慣れるための稽古です。また、役の感情の動きもわかりやすくなり、演技の精度も上がります。
通し前の休憩。役者がそろい、人の多い稽古場。団欒していますが、やはり、通し稽古ということで、独特の緊張感が漂っています。
見学していた私は、初めてこの芝居を流れとして見て、やはり、あまグリコさんの演出の才能を感じさせられました。全体が動く絵として見ると、いかに演出効果が物語をおもしろくしているかがわかります。
これは、ぜひ、本番みなさまに見てほしい!!
通し前日は、兵隊二人の濃密な稽古。三上さんの年齢を重ねた男の背中!!かっこいいです。この芝居には10代から60代までの役者が出ていますが、やはり年齢ごとにたたずまいというのが違っていて、三上さんは、立っているだけで、大物の風格(笑)稽古もがんばっていらっしゃいます。芝居は初めてということですが、本番は、この人に一番びっくりさせられるかも!?
同じく、10月3日の兵隊稽古後の徐くん。勉強と芝居の両立は大変そうですが、どちらもとてもがんばっています。カメラを向け、「ピースは禁止!!」と言ったら、気持ちを顔で表現してくれました(笑)
いよいよ10月に入りましたね!夜間は肌寒くなってきましたが、稽古はますますヒートアップしていきますよー。
今回は、おちゃめな写真をどうぞ。
みんなで打ち合わせ中。こっそりカメラを向けようとしたところ、カメラに気づいてポーズをとってくれる安川兄さん。なんとも言えない無表情が逆におもしろい・・。隣の津田くんは、偶然ですがなかなか男前さが伝わる表情が撮れたのではないかと思います(笑)
『うふーん』 (安川)
『・・・・・・』 (間鳥)
またまた、ポーズをとってくれる安川兄さん(笑)サービス精神旺盛な、優しいアニキです。
そして、それを絶妙な表情でスルーする間鳥さん。長年知り合いの二人だけに、あうんの呼吸が感じられます(笑)
稽古中の写真だけでなく、役者さんの素の表情も紹介していけたらなあ・・・と思っておりますので、お楽しみに(^◇^)
みなさまに、少しでも稽古場の雰囲気が伝わりますように。
昨日、公演会場となる福井市文化会館の舞台を見学しました。
どのくらいの発声が必要か、役者さん達に体感して頂きたいと文化会館運営関係者にお願いして実現できました。
さて役者さん達はどう感じたのでしょうか。これからの稽古に反映されるでしょう。
演出家あまグリコさんの友人のデザイナーさんにお願いしていた「橋・分断」
のチラシが出来ました。レモンの爆弾が美しいです。
一つ下の記事にあるように、新しいシーンの稽古が始まった日。
兄役の安川さんは、社会の荒波にもまれて(笑)お疲れの風情でやってきましたが、さすが役者です。稽古中は何度も自分の動きを確認し、パッと空気を切り替えて役に入っていました。
←女性陣につけられる新しい演出を、休憩しつつ眺めている安川さん。安川さんは、飄々としていますが、頭の回転が速く、色気もある素敵な役者さんです。
←この日は、役者が足りなかったため、事務局の花谷さんが代役に入りました。これがまた、花谷さんのたたずまいが素敵なんです。華やかで美しく、大物女優の風格!!
普段は、優しく明るくおおらかな、(でもきっと怒ると一番怖い(笑))みんなのお母さんである花谷さん。この写真、なんだか違う芝居みたいです。『キャリアウーマンの母と、そんな母を労わる朗らかな娘』、が出てくる母子物語?
←こちらは、間鳥さんを加えて、チェーホフ的な、『自立した生き方を目指す母と二人の娘たちの物語』風(笑)
←真剣にダメ出しを聞く黒瀧さん。その真剣さがひとつひとつ積み重なって、きっと良い芝居が生まれるでしょう。
9月21日 間鳥ヨシカさん、新しい仕事に忙殺されている中、遅くなって稽古に参加されました。
そこで演出家は新しい場面の稽古を組み立てました。
なんとそこには人間のイスが出現。どんなシーンになるのでしょうか。
この日は、光男役の津田くんと赤女役の黒瀧さんのペアの集中練習日でした。
少し見ていなかった間に、息の合った新しい動きがついていて、驚きました。練習の成果!!
二人とも、すごく可愛く見えるシーンの稽古で、見ているほうはニヤニヤしてしまいます。
でも、不思議なのは、その中で、黒瀧さん自身がたぶん持っている永遠の少女性や、津田くん自身がたぶん持っている柔軟性(包容力とも言う)が透けて見える気がしたこと。
役と役者自身が、シンクロしてきたのかな、と思います。二人とも立ち姿がとても綺麗でした。
稽古場の雰囲気はとても和やかで、その稽古の雰囲気を作っているあまグリコさんは、決して他者を否定しないところが素敵です。イメージは明確に持っているけれど、楽しみがりながら、宝物を発見しようとしながら稽古を作っているところが、この、ある意味難解な脚本に奥行きと広がりを持たせるのだと思います。
みんなで発声練習の図。手前より演出あまグリコさん、演出助手河童さん、赤女役黒瀧さん、光男役津田くん。
発声練習にもそれぞれ性格が出ています。
息の合ってきた二人。しかし、まだ津田くんは照れがあるのか?黒瀧さんのほうが一枚上手(笑)がんばれ津田くん!!
「うーーー、上手くできないよお・・・」と、苦悩する黒瀧さん・・・・・・かと思いきや、違います。
津田くんと頭を近づけるシーンで、黒瀧さんの勢いが良すぎて、津田くんと頭をごっつんこしてしまったのでした(笑)
あいたたた・・・の図。稽古場は大爆笑(笑)