10月4日は、初めての通し稽古でした。
通し稽古とは、その名のとおり、本番同様に芝居の最初から最後までノンストップでやってみること。
流れとして自分の出ハケや動きを確認し、覚え、慣れるための稽古です。また、役の感情の動きもわかりやすくなり、演技の精度も上がります。
通し前の休憩。役者がそろい、人の多い稽古場。団欒していますが、やはり、通し稽古ということで、独特の緊張感が漂っています。
見学していた私は、初めてこの芝居を流れとして見て、やはり、あまグリコさんの演出の才能を感じさせられました。全体が動く絵として見ると、いかに演出効果が物語をおもしろくしているかがわかります。
これは、ぜひ、本番みなさまに見てほしい!!
通し前日は、兵隊二人の濃密な稽古。三上さんの年齢を重ねた男の背中!!かっこいいです。この芝居には10代から60代までの役者が出ていますが、やはり年齢ごとにたたずまいというのが違っていて、三上さんは、立っているだけで、大物の風格(笑)稽古もがんばっていらっしゃいます。芝居は初めてということですが、本番は、この人に一番びっくりさせられるかも!?
同じく、10月3日の兵隊稽古後の徐くん。勉強と芝居の両立は大変そうですが、どちらもとてもがんばっています。カメラを向け、「ピースは禁止!!」と言ったら、気持ちを顔で表現してくれました(笑)