石井さんは、バランスの良い人だと思います。
なかなかいないタイプ。
介護のお仕事をされていて、たぶんその優しさとおおらかさ、面倒見の良さを存分に発揮され、一生懸命楽しくお仕事されている様子。
一方で、ごく一般的な、真面目で固い方かと思えばまったくそんなことは無い。
すごく感性的な部分がある方。そして、その感性に身を任せられる柔らかさと清々しさもある方。
つまり、理知的な部分と感性の優れた部分のバランスがすごく取れている。そこが珍しいというか、逸材だと思う、人徳のある方。
なんとプライベートでは、バンド活動をされている。テレーギン役の高倉さんに、ギターの楽譜を渡して、ギターを教えてくれていたのも、石井さんです。
年下のお友達からも、「石井さんと一緒にいるとおもしろい」と慕われています。
そんな石井さんだからこそ、温かくてみんなを包み込む、そのうえで、状況を冷静に見ている乳母、マリーナ役に適役なのだと思います。
劇中、マリーナはワーニャの屋敷のみんなに「ばあや、ばあや」と頼りにされ、みんなから好かれていますが、石井さんも、同じ。
たくさんお友達が見に来てくださるよう。介護職の職場の方や、利用者の方も見に来てくださるようです。
利用者の方にも楽しんでもらいたい、とがんばる石井さん。その優しさと感性を、自分のためだけではなく、まわりの人のために発揮している石井さんは、いろんな人を救っていると思います。

よしよし

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チケットを数えるばあや

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